ETCカードを使用することで、いろいろなメリットが受けられます。一方、注意しなければ被害を蒙ることもいくつかあります。ETCに関する注意点をいくつかご紹介しましょう。
まず、有料道路を通行する時は、事前にETCカードを車載器へ入れたかをしっかりと確認しましょう。車に乗ったときがいいでしょうね。走行中のカード挿入は、結構やっかいです。カードの裏表があり、挿入方向がありますので、どうしてもカードに目をやらなけらばなりません。前方への注意が散漫になります。
最近のETCには乗車時にカードが入っていない、と音声でコールしてくれるものがあります。まあ、便利です。高速走行しないときは、うるさいですが… それと、カードがきちんとセットされたことを音声で報知してくれるものも便利ですね。
ETCカードを車載器へ入れ忘れたまま、ETCレーンを通過しようとしてもバーがあがりません。バーが上がらずに車体とぶつかると、とても危険です。バーにぶつかり、車を傷つける恐れもあります。またETCカードがしっかり入っていないときも同じことが起きてしまいます。
また、ETCレーン走行時に、減速しないで高速のまま通過しようとすると、これもバーにぶつかる場合があります。ETCレーンを走るときには、安全を考えて時速20km以下を必ず守りましょう
カードの有効期限のチェックも大切です。ETCカードもクレジットカードの一種なので、もちろん、有効期限があります。これをうっかり忘れてETCレーンを走行すると、この場合もバーが上がらなくなってしまうのです。
また、ETCカードを車の内に置き忘れると危険です。最近は車上狙いが増えていいます。ETCカードがそのまま差し込んであるので安心していたら、スキミングなどによる悪辣な犯罪により、大切な情報を読み取られてしまっていたということもあるかも知れません。安全のためには面倒でもETCカードは、使用するときにだけ入れるようにしましょう。